野菜あんしん倶楽部 ~残留農薬を除去する話など~
野菜を美味しく安心して食べられる情報をまとめています。
突然ですが、日本の面積当たりの農薬使用量が世界で第三位って、
ご存知ですか?
日本は、高温多湿な気候で野菜に虫がつきやすかったり、野菜の見た目にこだわることもあって、農薬の使用量が高いのだろうと考えられます。
少し古いデータしかなくてスミマセンが、グラフで分かるように欧米各国に比べて農薬使用量がとても高いですよね。
中国産のニンジンから「トリアジメノール」という農薬について、基準値を上回る量が検出されたということでニュースになっていますが、国産のものでもしっかりと農薬を落としてから安心して食べたいですね。
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日本の農薬使用量は世界第3位。しかも、残留農薬の基準は数百倍緩い!?
私は普段から、何となく「中国の野菜は危険!」と思っていました。
でも日本だって世界的には十分危険で、例えば収穫までに苺は60回、きゅうりは50回、ピーマンは62回、ナスは74回も農薬が使われているそうです!
それに日本は、
- ヨーロッパでは禁止されているネオニコチノイド系の農薬が使われていたり
- 残留農薬の基準が緩く、例えば台湾より200倍も緩く
- そのおかげで、輸入してくれない国もある
と言うことも、この前テレビで放送されたりしていました。
以下はお医者さんのコメントです。
ネオニコチノイド・・・・・ネオニコチノイドはシナプス部分の後膜に存在する神経伝達物質アセチルコリンの受容体「ニコチン性アセチルコリン受容体(nAChR)」に結合し、神経を興奮させ続けることで昆虫を死に至らしめる。…中略…最近、世界各地でミツバチが姿を消していることが話題になっている。その原因はネオニコチノイド系の農薬であるとされて、フランス、イタリアなどでは使用が禁止された。…中略…そもそもネオニコチノイド系の農薬の一つアセタミプリドMRLのリンゴに対する使用基準は、EUが0.1pp、アメリカが1.2ppm。それに対して日本は5ppm.イチゴについては、EUは0.01ppm,アメリカは0.6ppm。それに対して日本は、2ppm、となっている。
http://urx.mobi/DzUe
いくら「日本の中で厳しく取り締まっています」と言われても、世界と比べると、かなり緩い基準になっているみたいです。
私はそれを聞いて、やっぱり怖くなっちゃいました。
何というか…日本って後になって「やっぱり悪影響がありました」ということが多くないですか?
原発の時も、「直ちに影響はありません」⇒「実はありました」
アスベストの時なんて、1900年代から危険と言う声はあったのに、日本は2005年に「実は従業員がたくさん死んでました。近隣住民の方にも影響あります」と発表しましたよね。
wikipediaにも
2012年には日本で1400名の中皮腫による死亡者が発生しており、過去の石綿汚染の健康被害が本格的に顕在化し始めているとみられている
なお、環境省では建築物の解体によるアスベストの排出量が2020年から2040年頃にピークを迎えると予測している。年間10万トン前後のアスベストが排出されると見込まれ、今後の解体にあたって建築物周辺の住民の健康への影響が懸念されている。
とあります。
もし自分が日本を信用していて、それでもある日、自分がその危険な状態にあてはまると言われたら…。
私はもう、どうしていいのかわかりません。
特に私は子供もいますし、これから色々なことを経験する世代です。
そんなこの子達は守ってあげたいし、変な話、子供に「どうしてあんな野菜を食べさせたの」と恨まれるのも怖いです。
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ちなみに、農薬自体にはどんな影響があると言われている?
お医者さんの話によると、農薬自体には
- 脈が弱くなったり、
- 吐き気や頭痛がしたり、
- 生まれてくる子供に影響が出たり
するみたいです。
それもそのはずで、農薬自体は
- 地下鉄サリン事件で使われた”サリン”と同じ、有機リン化合物だったり、
- 妊娠中絶薬の成分でもある「燐酸トリオルトクレジル」というものが含まれていたり、
- 農薬を使った地域が、リノパ腺のガンが増えたという調査結果もあったり、
- ネズミに使用した時は、奇形児が生まれやすくなったという調査もあったり、
もするそうです(参考:http://urx.mobi/DzYB)。
でも勿論、「農薬に害は絶対にない!」という人もいます。
そればっかりは、私のような普通の主婦にはわからないです。
ただ私の場合はどうしても不安だったので、農薬を落とす方法について調べてみることにしました。
農薬は水洗いじゃ、あまり落とせない!でも、○○は流れちゃう…
さて。
農薬を落とす方法として、私たちがまず思いつくのが、水洗いですよね。
でも、あるとき思ったんです。
水洗いで農薬が落ちるなら、雨が降るたびに農薬が落ちることになるんじゃないかなぁ…と。
調べてみると正解で、農薬は展着剤と呼ばれるワックスと一緒に使われているそうなんです。
つまり「頑固な油汚れ」の状態だそうで、水洗いで農薬は、あまり落とせないそうですよ。
でも一方で…野菜には水に溶けやすい栄養がたくさん含まれているんですね。
具体的には、ビタミンB群やビタミンC、ビオチンや葉酸、カリウムなどです。
これらの栄養は私たちの体にも必須で、不足すると
- 疲れやすくなったり精神的に不安定になる
- 骨粗しょう症や貧血になったり、肌の炎症や傷が治りにくくなる
- 胎児の先天性奇形のリスクが高まる
- むくみやすくなる
- 高血圧になりやすくなる
と言われています。
これらの栄養が、1分以上野菜を洗うと、最大で2割から3割くらい失われると言われています。
せっかく健康のために農薬を落としたいのに、栄養まで落としちゃうのは何かもったいないですよね…。
でも1分以上洗わないと、農薬はほとんど落とせない…。
どうしたらいいのか、わからなくなりますよね(;’∀’)
方法は2つだけ。無農薬野菜を買うか、それとも…
私も色々と調べてみましたが、農薬を摂りたくない場合には、2つしか方法が無いと思います。
一つ目は、無農薬野菜や有機野菜を食べる方法です。
実際私も、無農薬野菜の宅配サービスを利用しています。
値段は普通の野菜の2倍くらいするものもありますが、それでもやっぱり安心して野菜を食べることが出来ますね。
もし値段が気にならないなら、近くのスーパーや宅配野菜などで、無農薬野菜を買ってみてください。
野菜の味も、濃くておいしいですよ!
おわりに
野菜の農薬を落とすのって、ちょっと手間がかかりますよね。
それにお金もかかります。
でもきっと何年後かに、「農薬を気にしておいてよかった~」と思う日が来ると、私は信じて――いえ、自分に言い聞かせてます(笑)
何にせよ、野菜の農薬を気にして健康に良いことはあっても、悪いことはありません。
そう考えると、手間や値段が気にならないなら、無農薬野菜を食べる生活は良いことしかないはずです。
ぜひ一度「農薬の心配ない野菜」を体験してみてはどうでしょうか?