サラダやコールスローは、冷凍保存しても大丈夫?⇒この野菜なら…

コンビニやスーパーで、ついつい買いすぎてしまったサラダやコールスロー。
後で食べようと思っても…この手の野菜は、一日でも消費期限を過ぎると、急に変な臭いがしてしまうんですよね(;’∀’)

だからこそ冷凍保存できるかな…と考えるのですが…。
はたして本当に、冷凍保存できるのでしょうか?

サラダに入っている野菜の種類によって、冷凍できるかどうかが変わる!

コンビニやスーパーで売っているサラダやコールスローって、色々な野菜が混ざっていますし、ハムや海藻類なども混ざっていたりもしますよね。
サラダに使われている野菜の中には、冷凍保存に向かないものもありますので、まず買ってきた商品にどんな野菜が使われているのかをチェックしましょう。

こんなサラダ野菜なら、冷凍には向かない!

基本的にどの野菜も、生の状態から冷凍すると、解凍した時に食感が悪くなってしまうことが多いんです。
中でもレタスやキュウリは、冷凍すると形が崩れて、食感も悪くなってしまいます。

キュウリの場合は塩もみをしてから冷凍すれば、多少は食感を残すこともできますが、サラダに入っているほんの数切れのキュウリをわざわざ塩で揉むなんて普通はしないですよね。
トマトはプチトマトなど全体が皮に覆われていれば冷凍できますが、切ってあるトマトは冷凍して解凍すると、ドロドロに溶けてしまいます。

 

生野菜のサラダを冷凍した場合は、凍ったまま味噌汁に入れて食べるというのであれば大丈夫ですが、解凍してからも同じようにシャキシャキ感があるサラダとして食べられるとは、期待しない方がいいですね。
ただ冷凍野菜を少しでもシャキシャキに解凍する方法はあるので、以下の記事でご紹介しています。

⇒冷凍した野菜を、シャキシャキの食感を残して解凍する方法はこちら

こんな野菜なら、冷凍保存に向いてる!

冷凍して野菜の歯ごたえが壊れる原因は、野菜に含まれる水分が凍って細胞の膜を壊してしまうからなんです。
そこで冷凍をする前にお湯で茹でて、野菜の水分を抜いておけば、多少は歯ごたえを残すことが出来るんです。

ですから市販のサラダの中でも、温野菜サラダであれば、冷凍保存に比較的向いていると言えます
例えば、ブロッコリーやとうもろこし、スナップエンドウ、ニンジン、さつまいもなどが入った温野菜サラダであれば、そのままラップで空気が入らないように包んで、フリーザーバッグに入れて冷凍すれば、1ヶ月程度は保存することができます。

 

温野菜サラダは、すでに加熱して柔らかくしてあるので、解凍すればすぐに食べられます。
ただし、温野菜でも冷凍に向かない野菜もあります。

ジャガイモは、潰したポテトサラダになっていれば冷凍してもさほど食感に変化はありませんが、大きめにカットされて茹でてあるものだと、中に空洞が出来て全く別の食べ物のようになってしまうんです。
ゴボウやもやしも、水分が抜けてしなしなになってしまいますので、冷凍保存はあまりおススメできません。

コールスローは冷凍できる?

コールスローに入っている野菜と言えば、キャベツですよね。
キャベツは生の状態から冷凍をすると、水分が出てしまうのでしなしなになってしまいます。

通常コールスローを作る段階で、キャベツを千切りして塩で揉むので、ある程度は水分が抜けていますが、出来上がったコールスローを冷凍して解凍すると、残っていた水分が出るため水っぽくなってしまうんです。
また、コールスローはマヨネーズで和えてありますが、解凍すると分離してしまいます。

 

ですからコールスローの冷凍保存は、食感も味も悪くなるためあまりおススメできません
どうしてもコールスローを冷凍したい場合は、いったん水洗いしてマヨネーズを洗い流して、お湯で10秒ほど茹でたらキッチンペーパーなどで水気をふき取って冷凍してみましょう。

解凍したら、水をしっかり絞ってもう一度マヨネーズで和えれば、完全に元通りとはいきませんがコールスローを復活させることができます。
でも、こんなに面倒な手間をかけるくらいなら、保存せずに食べちゃった方が早いですよね。