お弁当を作るとき、野菜も取り入れたバランスの良いメニューしたいと思っている方が多いと思います。
メニューを考えるとき火を通してない野菜は傷みやすいので、お弁当に入れるかどうか迷いますよね。
生野菜、サラダ、サンドウィッチ、キャベツの千切りはお弁当に持って行っても大丈夫なのでしょうか?
何か対策はないのでしょうか?
目次
生野菜をお弁当に入れても大丈夫?
きゅうりやプチトマト、レタスなどの生野菜は、加熱していないため菌が付着しやすく、お弁当に入れる菌が増殖し、やはり食中毒の原因となることがあります。
菌は、高温多湿を好みますので、特に夏や梅雨の時期はより一層繁殖しやすくなります。
夏や梅雨の時期はお弁当に生野菜を詰めることを止めておいた方が良いでしょう。
夕方以降は食べるのは止めておいた方が安心です。
生野菜をお弁当に入れるときの対策方法
まず、お弁当を作る前によく手を洗って下さい。
手に付着している菌が生野菜に付くこともありますので、必ず手を洗って下さい。
野菜を切る包丁やまな板と肉・魚とは別にしましょう。
肉を切った包丁で生野菜を切ると菌が付着することがあります。
生野菜の水気はよくふき取ってからお弁当につめて下さい。
水分により野菜が傷みやすくなります。
お弁当はよく冷ましてから蓋をしめましょう。
冷めないうちに蓋をすると腐りやすくなります。
保冷剤や除菌シートを使う。
できるだけ菌が繁殖しないようにするために保冷剤や除菌シートを使いましょう。
サラダをお弁当に入れても大丈夫?
サラダも生野菜を使う場合はやはり傷みやすいため、食中毒の原因となることがあります。
夏や梅雨時期は生野菜を使ったサラダは避け、ブロッコリーや人参などの温野菜を使ったサラダにした方が安心です。
夕方以降に朝準備したお弁当を食べたいときは、冷蔵保存などをした方が安心です。
サラダをお弁当に入れる場合の対策方法
(生野菜を使ったサラダをお弁当に入れる場合は上でご紹介した生野菜の対策方法を参考にしてください)
ドレッシングは食べる直前にかける
お弁当に詰める前に、ドレッシングをかけてしまうと食べる前に、野菜から水分が染み出してきますので、傷みやすくなってしまいます。
塩コショウでも同じように水分が野菜の内側から外側に染み出してしまいます。
お酢を活用する
お酢は酸化防止効果や防腐効果があります。
中華風の味付けやピクルスにするとお弁当に入れても傷みにくいでしょう。
サンドウィッチをお弁当に入れても大丈夫?
サンドウィッチは食べやすいので、お弁当にも重宝しますね。
キュウリやレタス、トマトなどの生野菜を使ったサンドウィッチは美味しいですが、やはり傷みやすいので注意が必要です。
夏や梅雨時期は、茹で卵やツナ、チーズ、温野菜を使ったサンドウィッチにした方が衛生上安心です。
夕方以降食べるのは、鮮度や味覚もかなり落ちていますし、食べることはおすすめしません。
サンドウィッチをお弁当に入れる場合の対策方法
真空保存できる弁当箱や容器を使う
真空だと新鮮さが保てますので安心です。
具材の味付けに、お酢、レモン、カレー粉を使う
お酢、レモン、カレー粉を入れることで保存効果が高くなります。
キャベツの千切りをお弁当に入れても大丈夫?
キャベツの千切りは、トンカツやトンテキなどに添えても美味しいので、お弁当にも入れたい1品ですよね。
でも、やはり生野菜ですので、菌が繁殖しやすく傷みやすいです。
ただ、キャベツの千切りは水分が少なめですので、レタスやキュウリなどの水分が多い生野菜よりは、傷みにくいですが、夏や梅雨の高温多湿の時期は避けた方が良いです。
もし、お弁当に入れるなら、キャベツの千切りを加熱してからお弁当に入れるようにしましょう。
キャベツの千切りを油で炒め、カレー粉などで味付けすると美味しいですよ。
生のキャベツの千切りは夕方以降衛生上不安がありますので、食べることはおすすめしません。
キャベツの千切りをお弁当に入れる場合の対策方法
ジップロックを真空状態にして持っていく
ジップロックにキャベツの千切りを入れ、端にストローを入れます。
ストローが入っている部分以外は閉め、ストローで中の空気を吸いだし、真空状態にしてもっていくと安心です。
食中毒を避けて、野菜を長持ちさせたいなら、コレもおすすめ!
このスプレーは、
- 野菜に吹きかけた後に水洗いするだけでOK
- 表面に付着した農薬が落とせる!
- 表面に付着した汚れも落とせる!
- アルカリイオン水100で、お子様にも安心!
というスプレーです。
このスプレーを使うと確かに野菜がシャキッとなりますし、午後にお弁当を食べても、シナ~っとなっていたり、変な匂いがすることが無くなりました。
もちろん、食中毒になったこともありません。
よかったら使ってみてくださいね。
お弁当なのに、シャキシャキのみずみずしい野菜が食べられますよ~。
お弁当の生野菜・サラダ・サンドウィッチ・キャベツの千切り、前日の夜に野菜を切って準備しても大丈夫?
お弁当を朝早く起きて準備するのは結構大変です。
余裕のある前日の夜にお弁当を作っておきたいと思っている方も多いのではないのでしょうか。
でも、食中毒などの衛生面が気になるところですよね。
ここでは傷むのが早い生野菜、サラダ、サンドウィッチ、キャベツの千切りについて前日の夜から準備しても大丈夫かどうか調べてみました。
生野菜
生野菜は傷みやすいため、前日の夜から準備するのはできればやめておいた方がよさそうです。
高温多湿になる梅雨や夏の時期は特に避けておいた方が良いでしょう。
どうしても持っていきたいなら、生野菜を前日の夜に切れ味の良い包丁やスライサーでカットし、水切りなどで水分をよく切ってからキッチンペーパーでくるみ、隙間ができないようタッパーにつめ、冷蔵庫に保存しておきます。
朝、お弁当に生野菜を詰めます。その時に除菌シートも一緒に入れるようにしましょう。
お弁当袋には保冷剤を入れ、できるだけ冷えた状態で保存するようにして下さい。
(切り口から野菜は傷んでいきますので、プチトマトやレタスなどはできるだけ切らずにお弁当に入れた方が安心です。)
サラダ
生野菜を使用したサラダは、先ほどもお伝えした通り、前日の夜から準備してお弁当に持っていくことはおすすめできません。
茹でたブロッコリーや人参などの温野菜をサラダにした方が衛生的です。
どうしても前日に生野菜を使用したサラダを準備する必要がある場合は、上でご紹介したスプレーを使うのがおすすめです。
食中毒菌などを死滅してくれるので、野菜が長持ちするようになりますから。
お弁当に詰める前に、生野菜にドレッシングや塩コショウをかけてしまうと、野菜に含まれている水分が外にでてしまい、傷むスピードが速くなってしまい不衛生です。
保冷剤や除菌シートも忘れないようにし、できるだけ冷たい状態で保存するようにしましょう。
サンドウィッチ
シャキシャキとしたレタスやきゅうりを入れたサンドウィッチは、とてもおいしいですが、やはりこれも前日の夜から準備することは衛生上あまり良くありません。
前日の夜から準備するのであれば、茹で卵やツナ、チーズ、トンカツなどを使用したサンドウィッチがおすすめです。
でも、「朝準備するのは難しいけれど、どうしても生野菜を使用したサンドウィッチを用意したい!」という方は、サンドウィッチにはさむ大きさでカットし、生野菜カテゴリーでお伝えした方法でお弁当に詰める直前まで、冷蔵庫で保存するようにして下さい。
このとき、チーズやハム、ツナなど一緒にサンドウィッチにはさみたい具材も、朝はさむだけで良い状態に調理しておき、冷蔵庫に入れておきます。
味付けには抗菌作用のあるマヨネーズや酢を入れることがおすすめです。
朝、それらの具材をはさみサンドウィッチを完成させたら、保冷剤と除菌シートも一緒に持っていきましょう。
キャベツの千切り
キャベツの千切りもお弁当に入れたい場合は、当日の朝に準備することがおすすめですが、前日の夜に準備したい場合は、キャベツを千切りし、それをジップロックに入れ、端にストローを差し込み、その他の部分は閉めます。
ストローでジップロックの中の空気を吸い、できるだけ真空状態にして、冷蔵庫で入れて置きます。
次の日はお弁当に詰めればOKです。
もちろん保冷剤と除菌シートも忘れないようにして、できるだけ冷たい状態で保存できるよう注意しましょう!
もし不安な場合は、お弁当に詰める前に上でご紹介したスプレーを使ってみてください。
キャベツもシャキッと戻りますよ!