野菜を食べて食中毒で運ばれた事件って、実は結構多いんです。
有名ですが、2014年には屋台の冷やしキュウリが原因で、518人もの方が食中毒になりました。
そのうちの何名かは、命を失う可能性もある「溶血性尿毒症症候群」にまで発展することに。
意外と食中毒は身近にあることですし、そしてとっても危険だというわけです。
この記事では、野菜を食べた結果起こりやすい食中毒の種類や症状、食中毒の予防・対策方法についてご紹介します。
私も一度 野菜でお腹をやられたことがありますが…ギュルギュルと数日は本当に面倒な日を過ごしました。
同じことが起きないよう、ぜひ参考にしてください。
目次
野菜でよくある食中毒はこれ!
腸管出血性大腸菌(O157など)
この食中毒は、一年中なる可能性があるものです。
始めにご紹介した集団の食中毒事件が、この食中毒のタイプですね。
症状としては、
- 下痢
- 酷い腹痛
- 血便
などですが、中には命を落としてしまう「溶結性尿毒症症候群」などの合併症になったり、脳の圧力が上がって色々な症状が出る「脳症」になる方も多いです。
赤ちゃんやお年寄りは、特に注意したいですね。
ちなみに腸管出血性大腸菌は、大腸菌が付いた食べ物を食べたときに起こります。
通常は2日~9日間の潜伏期間があって、そのあとに症状が現れます。
ノロウイルス
ノロウイルスに関しては、ご存知の方も多いかもしれませんね。
ノロウイルスもまた、赤ちゃんからお年寄りまで、年齢に関係なく感染してしまうものです。
ちなみに感染者が特に多いのは、冬ですね。
症状としては、
- 嘔吐
- 下痢
- 腹痛
ですが、こちらもまれに、命を落としてしまう方がいます。
ノロウイルスもまた、手や食べ物についた細菌が口の中に入ることで、感染します。
通常は2日~4日の潜伏期間があって、そのあとに症状が現れます。
生野菜の食中毒は、皮や外側の部分を取り除く、洗えば大丈夫?
皮を剥けば食中毒が防げるのかですが、やっぱり生で食べるのであれば、洗ったほうが良いです。
農薬に関しては皮を剥けば何とかなるのですが、食中毒菌は、なかなかそうもいきません。
それでは水洗いすれば落ちるのかですが…清潔な手でしっかりと洗ってあげると、結構落ちるみたいですよ!
なので、1分以上かけて野菜をしっかり洗ってあげましょう。
ただ一方で、野菜は1分以上水で洗うと、栄養がどんどん流れて行ってしまうというデメリットもあります。
また…。
自分でカットして保存した野菜は、特に注意!
あらかじめカットされて販売されている野菜は、工場で無菌状態で加工されています。
ただ自宅で自分でカットして冷蔵庫に入れていた場合、保管中に雑菌がうじゃうじゃと増えてしまっている…なんてことが非常に多いんです。
なのでカットする前に洗っていたとしても、一度冷蔵庫内に保存するのであれば、食べる直前ももう一度しっかり洗ったほうが良いですよ!
調理器具やまな板も、しっかり洗いましょう!
せっかく野菜の皮や外側の葉を取り除いて清潔な状態にしても、まな板や自分の手に雑菌が付いていたら、もう台無しです。
でも「野菜をしっかり洗ってるのに、食中毒になった!」という方の9割は、調理器具が原因みたいですよ~(;゚Д゚)
調理中は、まな板や包丁で色々な食材を切りますので、雑菌が他の食材に移ってしまう可能性もあります。
そうなると、食中毒の原因が野菜なのかお肉なのか何なのか、わからなくなることも多いです。
調理をする前には必ず手を洗うのはもちろんですが、まな板や包丁も使うたびに消毒をして、雑菌が繁殖しないようにしましょう。
特に冬は、注意しましょうね!
野菜の栄養を落とさずに、食中毒菌を殺菌する方法
野菜のウイルスを確実に落とすなら、野菜を洗剤で洗うのもオススメです。
ギョッ!とされるかもしれませんが、農薬大国の中国では、これは普通のことだったりします(⌒∇⌒)
ただ洗剤で野菜を洗うと、界面活性剤が野菜に残留したり、野菜の栄養がどんどん流れて行ってしまうというデメリットもあります。
最大で3割も流れちゃうそうですから、それはやっぱりもったいないですよね(;’∀’)
というわけで私は、上でご紹介したようなスプレーを使っています。
このスプレーはベジセーフと言って、野菜の栄養を落とすことなく、ウイルスや食中毒菌を30秒で死滅してくれます(⌒∇⌒)
一食分あたり約9円なので、私は包丁やまな板にも、気にせずどんどん使っています。
ちなみにこのスプレーは、ウイルス以外にも農薬や化学汚染物質、放射性物質も落としてくれますよ!
今は発売記念と言うこともあって、お試し全額返金キャンペーンもやってます。
30秒でウイルスを綺麗サッパリ殺菌してくれるので、食中毒が気になる場合は、今のうちに試してみてくださいね。