野菜の農薬、あなたはどうして落としていますか?
一般的には水洗いだと思うんですけど、農薬は「展着剤」と呼ばれるワックスのようなものとくっつけられて、雨でも流れないようにされています。
つまり、まるで「頑固な油汚れ」のようになっているんですね。
だから、水洗いだけでは農薬は完ぺきには落とせないんです。
一方で、世界一の農薬使用率の中国では、野菜を洗剤で洗うのが当たり前になっています。
でも、洗剤で農薬や、最近話題のPM2.5は落とせるのでしょうか?
この記事で、ご紹介しますね。
洗剤で農薬やワックス、PM2.5は落とせる?
結論から言うと、洗剤で農薬は落とせます。
洗剤は油汚れでも落としてしまうくらいですから、農薬だって落とせます。
それに、洗剤と農薬って相性がいいんですよ。
少し細かい話をしますと、農薬に含まれた展着剤やワックスは、たんぱく質と脂質が含まれているんですけど、このたんぱく質と脂質は強アルカリ液に漬けると、剥離分解するんです。
つまりアルカリ性の持つ、油性の汚れに対する親水性(水に溶けだす)性質を利用しているんですね。
洗剤は、この性質を利用しているので、農薬やワックスをきれいに落とすことができるのです。
ちなみにPM2.5も油性なので、洗剤で問題なく落とすことができます。
具体的な野菜を洗剤で洗う方法は?
特別きまった方法は無いようですが、一例をあげますと
- ボウルに水をはり、洗剤を適量いれ、軽くかき混ぜます。
- 野菜をボウルに入れ、5分から10分ほど漬け置きします。
- 十分に流水ですすぎ流してください。
となっています。
洗剤を買うと、洗い方も紹介されていると思いますよ!
もし紹介されていない場合は、上の方法で洗ってください。
でも野菜を食器用洗剤で洗って、人体に害や影響はないの?
いくら野菜を洗剤で洗えるからと言って、普通の食器を洗う洗剤で野菜も洗うのは、あんまり良くありません。
その理由はズバリ、界面活性剤の割合が高いからです。
普通の食器用洗剤は界面活性剤の割合が高く、なんと野菜に残留すると言われています。
そしてこの界面活性剤は、女性の場合、子宮にも蓄積し、アトピー性皮膚炎の子供が産まれる原因になるともいわています。
がんになる可能性があるという見解もあるそうです。
ですので、食器用洗剤で野菜を洗うことは、あまりおすすめできません。
でも、安心してください。
ちゃんと、「野菜を洗う専用の洗剤」は売っていますよ!
私が使っていた、界面活性剤が特に少ない「野菜を洗う専用の洗剤」は、以下の記事でご紹介しています。
良ければ、読んでみてください。
↓
ところで、洗剤を野菜で洗うと、栄養が落ちたりしない?
ずばり、落ちてしまいます(;’∀’)
具体的にはビタミンや葉酸など、水に弱い栄養は流れ出てしまいますね~。
最大で3割も栄養が流れてしまうという声もあります。
こればっかりは、仕方がないのかもしれません。
もし栄養を落としたくないのであれば、洗剤ではなくて以下のスプレーがおすすめです。
こちらも農薬を落としてくれますが、栄養は落とさない成分になっています。
このベジセーフと言うスプレーは割と最近出たものですが、私も洗剤から乗り換えましたし、今後はこちらが主流になっていくと思います。
値段も一回あたり9円と安いですからね。
ちなみに今週は、全額返金保証キャンペーンもやっています。
無料で試せる洗剤は無いと思うので、まずはこのスプレーから試してみるのもいいかもしれませんね(^▽^)