スーパーで売られている野菜ってどれも見た目がきれいで、そのままでも食べられそうな感じもしますよね。
食べる前に洗った方が安全なのか?洗うとしたらどれくらい洗ったらいいのか?など、分からない人も多いと思います。
目次
そもそもスーパーで売っている野菜って事前に洗ってあるの?
スーパーに並んでいる野菜には、畑の土がついているものってほとんどありませんよね。
土がついているとすれば、ごぼうくらいでしょうか?
これは農家さんが野菜を出荷する前に、きれいに洗って落としているからなんです。
土がついていると、見た目が悪いですし持ち運びも不便なので、消費者が野菜を買わなくなる可能性があります。
だから農家さんは、消費者に出来るだけきれいな野菜を届けようと、わざわざ手間ひまをかけて洗ってくれているんです。
しかし最近では、土がついた野菜の方が新鮮なイメージがあるということで、土つきの野菜に消費者の人気が集まるという逆転現象も起きています。
実は収穫後の野菜に土がついたままになっていると、畑と似たような環境をキープできるので、野菜の新鮮さが長持ちするというメリットがあるんです。
スーパーで売られているきれいな野菜は、流水でじゃぶじゃぶ洗ったり、たわしなどでこすり洗いをして土を落としていますが、そのせいで野菜の表面に傷がつき、そこから劣化しやすくなることもあります。
農家さんが消費者のためを思って野菜をキレイに洗っているのに、結果的に新鮮さが失われてしまうってなんだか皮肉な話ですよね。
スーパーから買ってきた野菜は調理する前に洗った方がいいの?
いくら農家さんが事前に洗っているとはいえ、そのまま食べられるほどきれいなわけではありません。
スーパーの店員さんが棚に並べる時には必ず野菜を触りますし、自分が買う前に何人のお客さんがその野菜を触ったかも分からないですよね。
ですから野菜を買ってきたら、基本的には洗ってから調理をした方がよいでしょう。
とはいえ野菜の種類によって、しっかり洗った方がいいものとそうでないものがあります。
一番土がついているものといえば、じゃがいもやごぼう、にんじんなどの根菜類ですが、売っている時点でほとんど土は洗い流されていますし、食べる時はたいてい皮をむいてしまうため、汚れはそれほど気にしなくて大丈夫です。
ナスやピーマン、トマトなども、土の中で育つものではないので、それほど汚れていません。
これらの野菜は、(農薬を無視したとして)表面のホコリや汚れが落ちればよいので、汚れを落とすには軽く水で洗い流すだけで十分です。
ほうれん草や小松菜、水菜などの葉物野菜は、根元に土がついていることが多いので、根元を中心にしっかり洗い、葉の部分は虫がついていないかチェックしながら軽めに洗い流しましょう。
レタスやキャベツなどは、外側の葉を落とせば中心部分はほとんど汚れていません。
使う分だけ葉をとって虫がついていないかを確認したら、後は水で軽く洗い流せば大丈夫です。
ただし、農薬が気になる場合は…
一方で、残留農薬となると話は少し変わってきます。
というのも、日本は
- 面積当たりの農薬使用量が世界三位で
- 苺は60回、きゅうりは50回、ピーマンは62回、ナスは74回も農薬が使われていたり、
- ヨーロッパでは禁止されている農薬が使われていたり
- 残留農薬の基準が緩く、例えば台湾より200倍も緩く
- そのおかげで、輸入してくれない国もある
という状況です。
それに農薬自体は、
- 地下鉄サリン事件で使われた”サリン”と同じ、有機リン化合物だったり、
- 妊娠中絶薬の成分でもある「燐酸トリオルトクレジル」というものが含まれていたり、
- 農薬を使った地域が、リノパ腺のガンが増えたという調査結果もあったり、
- ネズミに使用した時は、奇形児が生まれやすくなったという調査もあったり、
というものです。
気にするか気にしないかは個人次第だと思いますが、私は少し気になりました。
なので私は、以下のスプレーを使っています。
このスプレーはベジセーフと言って、一回約9円で農薬を落とせるので、オススメです!
ちなみに今は発売記念だからか、全額返金保証キャンペーン中ですよ~。
カット野菜は食べる前に洗った方がいいの?
千切りキャベツや野菜炒め用などのカット野菜は、加工される段階で何度も洗浄されていますが、念のため洗った方が安心です。
カット野菜は加工してから時間が経つと、切り口から雑菌が繁殖してしまうこともあるんです。
また時間が経つと、苦みが出てくるなど味も落ちてしまいます。
カット野菜を買う時は必ず加工時間をチェックして、時間が経っているものは避けるようにしましょう。
スーパーで売っているサラダって体にいいの?
カット野菜もそうですが、スーパーで売られているサラダって時間が経っても色がそれほど変わらないですよね。
これは添加物によって新鮮さが人工的に保たれているからです。
カット野菜やサラダに使われることが多い添加物は「次亜塩素酸ナトリウム」と「ph調整剤」です。
次亜塩素酸ナトリウムには殺菌効果があり、切り口から雑菌が繁殖するのを抑える働きがあります。
ph調整剤は食品を酸性に保ち、切り口が変色するのを防いでいます。
どちらも使用が認められた食品添加物なので、そこまで神経質になる必要はありませんよ!
ただし次亜塩素酸ナトリウムは、例のプールのような匂いがすることは良くあります。
気になる方は、以下の方法を試してみてください
カット野菜の栄養を落とさずに、雑菌や匂いなどを落とす方法
何度もスプレーを紹介してスイマセン(;’∀’)
でもこのスプレー、「栄養を落とさずに、サルモネラ菌・大腸菌などのウイルスや食中毒菌も、30秒で死滅出来る」という特徴もあるんですよ。
1食あたり9円ですし、薬品ぽい臭いも消えるので、ぜひ使ってみてください。