酵素は、私たちの健康を維持するためにとっても欠かせないものですよね。
いくらビタミンやミネラルをたくさん摂ったとしても、酵素が足りなければ体の中での働きが悪くなってしまいます。
酵素不足は、胃もたれを起こしたり、便秘や下痢になったり、太りやすくなったりなど、健康や美容にさまざまな悪影響を及ぼします。
ですから、毎日の食事でしっかりと酵素を摂取しなければいけません。
酵素は、生の食品や発酵食品に多く含まれています。
できるだけ多くの酵素を摂取するには、野菜や果物は、そのまま食べるのが一番効果的です。
でも、生のままだとそんなに大量には食べられないですよね。
酵素を効率よく摂取したい方におススメなのが、酵素ジュースです。
なんと自宅で簡単に、旬の野菜や果物を使って作ることができるんです。
目次
酵素ジュースの作り方
用意するもの
- 数種類の果物・野菜
- 白砂糖
- ガラス瓶(口が開いていて大きめのもの)
⑴まずは下準備をする
- その季節に手に入る果物や野菜を5~10種類ほど用意します。出来るだけ新鮮なものを選びましょう。
- 果物と野菜の重さを測り、その1.1倍の砂糖を用意します。
- ガラス瓶は熱湯で消毒して、冷ましておきましょう。
- 果物と野菜はしっかり水洗いをして、雑菌がついていないふきんやキッチンペーパーで水気をしっかりふき取ります。
- 材料を切っていきます。
この時、皮はむかず種も捨てず、全て使います。
柔らかいものはざく切りにして、硬いものは細かく切りましょう。
ただし残留農薬が気になる場合は、後で取り除く方法をご紹介します。
⑵酵素ジュースを作る
- 切った素材と砂糖を交互になるように瓶に詰めていきます。
- 最後に砂糖でふたをします。
- 瓶のふたは密閉せずに、温かい場所に置いて発酵が進むのを待ちましょう。
- 毎日2回くらい、清潔な手でかき混ぜて発酵を促していきます。
- 素材が浮いてきてぶくぶくと泡が出てきたら、発酵が進んでいる証拠です。
酵素は包丁で切った断面から少しずつ減っていき、時間が経つほど失われてしまいます。
酵素ジュースを作る時に食材を切ったら、時間を置かずにすぐに瓶に詰めるようにしましょう。
だいたい1週間から10日ほどで完成です。
⑶完成後にやること
- 出来上がったら、細かい目のザルやガーゼなどで濾します。あまりぎゅっと絞ると苦みが出るため、時間をかけてゆっくり濾しましょう。
- ガラス瓶を一旦洗って煮沸消毒してから、濾した酵素ジュースを入れて冷蔵庫で保存します。
出来上がった酵素ジュースは、そのまま飲んでもいいですし、水や野菜ジュースなどと混ぜて飲むのもおススメです。
酵素ジュースは、皮ごと入れても残留農薬は大丈夫?
私も心配になって調べてみたのですが、酵素ジュースを作る際には、無農薬野菜か有機野菜を使っている方が多いみたいです。
というのも、日本は実は
- 面積当たりの農薬使用量が世界三位で
- 苺は60回、きゅうりは50回、ピーマンは62回、ナスは74回も農薬が使われていたり、
- ヨーロッパでは禁止されている農薬が使われていたり
- 残留農薬の基準が緩く、例えば台湾より200倍も緩く
- そのおかげで、輸入してくれない国もある
という、農薬大国だったりします。
また農薬自体は、
- 地下鉄サリン事件で使われた”サリン”と同じ、有機リン化合物だったり、
- 妊娠中絶薬の成分でもある「燐酸トリオルトクレジル」というものが含まれていたり、
- 農薬を使った地域が、リノパ腺のガンが増えたという調査結果もあったり、
- ネズミに使用した時は、奇形児が生まれやすくなったという調査もあったり、
します。
そう考えると、皮ごと食べるのも少し怖いですよね(;’∀’)
なんせ、農薬は油汚れなので、水では完璧に落とせませんから。
そこで「皮を捨ててしまってもいいのでは?」と思うのですが…。
確かに農薬を摂るよりはマシだと思うんですけど、皮には「フォトケミカル」といって、体がサビるのを防いでくれる、「実の部分より貴重な栄養がある」のも事実です。
ちょっと、捨てるのはもったいないですよね。
なので、無農薬野菜や有機野菜で酵素ドリンクを作るのが、お勧めです(⌒∇⌒)!
もし、無農薬野菜や有機野菜を使いたくないなら…
このスプレーはベジセーフと言って、農薬や野菜の汚れを落としてくれるスプレーです。
一回約9円と安いので、私も使っています(⌒∇⌒)
それにこのベジセーフ、
- サルモネラ菌、大腸菌などのウイルスや食中毒菌も30秒で死滅出来る
- 水洗いと違って、野菜の栄養を落とさない
- 野菜が長持ちする
という効果もあるので、酵素ジュースが長持ちしたり、酵素ジュースでお腹を壊す心配もなくなるんですよね( ̄▽ ̄)
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良かったら、使ってみてください。
自家製酵素ジュースを飲む時の注意点
酵素をたくさん摂りたいからと言って、酵素ジュースをたくさん飲みすぎると、砂糖が多いので太ってしまいます。
1日当たり、50ミリから60ミリくらいが適量です。
また冷蔵庫で保管していても、カビが生えることがあります。
気温が高い夏場は腐敗が進みやすいので、初めて作る場合はそれ以外の季節の方が失敗しにくいかもしれません。
いずれにしても完成後は、少なくとも1ヶ月以内には飲み切るようにしましょう。
酵素は体への効果が期待できる一方で、飲み始めると好転反応によって体調が悪くなったり、そもそも体質に合っていないこともあります。
飲んで具合が悪くなった場合は、すぐに飲むのを止めて病院を受診しましょう。
また、酵素は加熱すると働きがストップしていまします。
40度以下であれば問題はありませんが、48度を超えると働きが悪くなり、60度以上になると完全に失われてしまうんです。
ですから酵素ジュースをお湯で割って飲んだり、加熱調理に使うことはやめましょう。
酵素が多い野菜・果物って?
基本的に生の野菜や果物には、体内で分解し吸収しやすくする消化酵素が含まれています。
消化酵素は大きく3つに分類されます。
唾液に含まれるアミラーゼという酵素は、炭水化物を分解する働きがあります。
また胃液に含まれるプロテアーゼという酵素はタンパク質を分解し、膵液に含まれるリパーゼという酵素には、脂肪を分解する働きがあるんです。
これらが不足すると、食べ物をうまく消化したり吸収することができなくなってしまいます。
生の野菜や果物には、これらの酵素が豊富に含まれているんです。
それぞれの酵素が多く含まれる野菜は以下の通りです。
炭水化物を分解するアミラーゼを多く含む野菜や果物
- ナス
- カボチャ
- 大根
- インゲンマメ
- 枝豆
- もやし
- 大豆
- キャベツ
- 小松菜
- チンゲンサイ
- ニラ
- 白菜
- ほうれん草
- レタス
- ネギ
- 玉ねぎ
- ブロッコリー
- バナナ
- カブ
- レンコン
- サツマイモ
- 里芋
- じゃがいも
- 長いも
- 山芋
- オクラ
この中でも特にアミラーゼが多いのは、大根やカブ、山芋です。
アミラーゼを効果的に摂取するには、すりおろすのがおススメです。
バナナは黒くなるまで熟成させた方が酵素が増えますよ。
タンパク質を分解するプロテアーゼを多く含む野菜
- 大根
- 玉ねぎ
- ピーマン
- パプリカ
- セロリ
玉ねぎをすりおろして肉と一緒に漬けると柔らかくなるのは、このプロテアーゼの働きによるものです。
ピーマンやセロリなども、肉と一緒に炒めると相性が抜群なのは、美味しさだけでなくきちんと理にかなっているんです。
脂肪を分解するリパーゼを多く含む野菜や果物
- 大根
- トマト
- ピーマン
- パプリカ
- キュウリ
- トウモロコシ
- いちご
- セロリ
- カリフラワー
- ほうれん草
脂の乗った焼き魚などに大根を添えると効果的なのは、リパーゼの働きによるものです。
揚げ物など脂肪をたくさん食べた時には、これらの野菜を組み合わせると良いですね。
酵素が少ない野菜
- タケノコ
- ごぼう
- えのきだけ
- エリンギ
- シイタケ
- シメジ
- ナメコ
いずれも食物繊維が豊富なので消化しにくく、むしろ酵素の働きを邪魔してしまうものもあります。
特にきのこ類は、脂肪を分解するリパーゼを阻害してしまうんです。
市販の野菜ジュースを飲んだら酵素を摂取できるの?
酵素はとても壊れやすいので、加熱したり冷凍したりすると失われてしまいます。
市販の野菜ジュースは、100%野菜が使われていて新鮮そうに見えますが、そのほとんどが「濃縮還元」という方式で製造されています。
濃縮還元とは、輸送コストがかからないようにするなどの理由から、野菜や果物から水分を一度抜いて、後から水分を足して作ったジュースなんです。
濃縮還元のジュースは殺菌して長期保存を可能にするため、加熱されています。
なので残念ながら市販の野菜ジュースを飲んでも、酵素を摂取することはできません。
野菜ジュースで酵素を摂りたい方は、ご自宅で好きな野菜や果物を組み合わせて作るのが一番ですよ。
酵素たっぷりの自家製野菜ジュースを作るなら、低速回転式ジューサーがおススメ
酵素は壊れやすいため、使用するジューサーによっても失われてしまう可能性があるんです
カッターの刃が高速回転するタイプのジューサーだと、食材が擦れ合うことによって摩擦熱が発生しやすく、その熱で酵素が壊れてしまう可能性があります。
野菜の酵素をできるだけそのままジュースにするなら、低速回転式のジューサーがおススメです。
低速なので摩擦熱が発生しにくく、ゆっくりと野菜の水分をしぼりだすので、酵素が壊れにくいんです。
そして自家製の野菜ジュースは、時間が経つほど酵素が失われてしまいますので、冷蔵庫で保存はせずにすぐに飲み切りましょう!
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