あなたは、新鮮なキャベツが1玉100円で売っていたら買いますか?
買うという人が多いと思いますが、実際は1玉で買ってもなかなか使い切れないですよね。
中には冷蔵庫で保管するにしても大きくて場所を取るのでどんなに安くても1玉では買わないという人や、1玉買って結局使い切れずに処分してしまう人もいるかもしれませんね。
そんな時は、キャベツを1玉買って、使い切れない分は新鮮なうちに冷凍保存しちゃえばいいんです。
実はキャベツは、冷凍保存に適した野菜なんです。
冷凍すれば長く保存できるようになりますし、解凍して料理に使うと時短になるというメリットもあるんですよ。
目次
キャベツを冷凍したら、食感や味はどうなるの?
冷凍したキャベツは、解凍すると塩で揉んだ時のようにしんなりとした状態になります。
生のバリバリとした食感はなくなってしまいますが、冷凍と解凍の仕方をうまくやれば、多少のシャキシャキ感を残すこともできるんですよ。
解凍したキャベツは、コールスローや和え物などにして食べてもいいですし、餃子やお好み焼き、野菜炒めや焼きそばなどの加熱調理に使うのもおススメです。
冷凍するとしんなりはしますが、キャベツはもともと食物繊維が豊富なので解凍してもべたーっとなりにくいんです。
冷凍庫の中で、他の食品の匂いがうつらないようにきちんと密封して保存すれば、味や風味が落ちることなく美味しく食べることができますよ。
キャベツはどうやって冷凍したらいいの?
キャベツを冷凍する時は、生のままでも加熱してからでもどちらでも大丈夫です。
いずれの場合も、まずは下処理を行います。
キャベツを水洗いして汚れをしっかり落としてから、食べやすい大きさに切っていきますが、大きさは用途に応じて変えましょう。
餃子やお好み焼き、コールスローに使うならみじん切り、味噌汁や野菜炒めは2~3センチくらいのざく切りといった感じでしょうか。
生の状態から冷凍する場合は、切ったキャベツを冷たい水に1分程度浸して水気を切ってから、ジップロックなど密封できるフリーザーバッグに入れて冷凍庫に入れます。
加熱をしてから冷凍する場合は、切ったキャベツを沸騰したお湯で10秒から15秒くらい茹でます。
それを冷水にさらしてしっかり冷やしたら、水気をキッチンペーパーなどを使って拭き取り、空気を抜きながらフリーザーバッグに入れて冷凍庫の中で凍らせます。
きちんと空気を抜くことによって、酸化を防ぎ、長期間保存しても風味が落ちにくくなるんです。
冷凍したキャベツはどうやって解凍したらいいの?
味噌汁やスープに入れる時は解凍する必要がありません。
使う分だけ取り出して凍ったまま鍋に入れれば良いので、とっても簡単ですよ。
そのほかの料理に使う時は、冷蔵庫に移して自然解凍させるか、お湯をかけて解凍します。
料理に入れる前に水気を絞ってから使いましょう。
生から冷凍したキャベツは、解凍するとしなしなになるのでスープや味噌汁などに使うと良いでしょう。
加熱してから冷凍すると、比較的シャキシャキ感が残りやすくなりますので、コールスローや野菜炒めなどにおススメですよ。
キャベツを冷凍保存するデメリットはある?
まず一旦冷凍してしまうと、完全に元に状態に戻すことはできなくなってしまいます。
キャベツを凍らせると、細胞の中に含まれている水分も一緒に凍るんですが、その氷が細胞の壁を壊してしまうんです。
解凍すると、細胞が水分を抱えきれなくなって、外に出てきてしまいます。
冷凍してキャベツを解凍すると、塩で揉んだ時のようにしなっとするのはそのためなんです。
そして、もう一つのデメリットは栄養価が下がってしまう可能性があるということです。
キャベツには、ビタミン類やカロチン、カルシウム、食物繊維などの栄養素が豊富に含まれています。
冷凍しても栄養価はそこまで下がることはありませんが、解凍する時に水と一緒に水溶性のビタミンなどが出てしまうんです。
また長期間保存していると「冷凍焼け」を起こし、少しずつ酸化が進んでしまいます。
本来の栄養価を出来るだけ損なわないようにするには、冷凍・解凍をする時にいくつかのコツがあるんです。
なるべくキャベツの栄養価を壊さないように冷凍・解凍するコツとは?
スーパーで売られている冷凍野菜は、工場でマイナス30度以下の冷凍庫に入れられ、急速冷凍されています。
この急速冷凍というのが、野菜の栄養価と美味しさを守る重要なポイントなんですが、家庭の冷凍庫ではせいぜいマイナス18度前後までしか下がらないので急速冷凍することができません。
それでも、できるだけ時間をかけずに凍らせる工夫をすることが大事なんです。
まず、フリーザーバッグに入れる時には、熱が早く逃げやすいように、出来るだけ平らに薄く広げるのがおススメです。
冷凍庫の温度設定を変えられる場合は、最も強いレベルに変えて下さいね。
そして熱伝導の良いアルミ製のトレイの上に置いて冷凍すれば、完了です。
アルミ製のトレイがない場合は、アルミホイルでフリーザーバッグを包んでも大丈夫です。
そして、解凍する時にも素早く溶かした方が、水分やビタミンが逃げにくくなります。
アルミ製のトレイやアルミホイルに乗せたままの状態にしておくとそこに熱が伝わるので、より早く解凍することができますよ。
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キャベツの千切りを冷凍→解凍してもシャキシャキにする方法はある?
千切りしたキャベツを冷凍して出来るだけシャキシャキ感を残したいという場合は、生から凍らせるよりも加熱してから冷凍する方がおススメです。
細く千切りしているので茹でる時間は短めにして、10秒以内でサッとお湯にくぐらせる程度にしましょう。
茹でたら冷水で冷やして、水気をしっかり切ってから冷凍します。
ほかにも、塩もみをしてから冷凍する方法もおススメです。
千切りしたキャベツに塩をまぶして、しんなりするまで揉んだら、塩を洗い流してキッチンペーパーで水気を吸ってから、フリーザーバッグに入れて冷凍します。
いずれの方法も、あらかじめ水分を抜いておくことがポイントなんですが、この方がシャキシャキ感が残りやすくなるんです。
ちなみにコンビニやスーパーで売っている千切りキャベツも冷凍することは可能ですが、生のまま冷凍するとしなしなになってしまいますので、食感を残したい場合は茹でるか塩で揉むかをしてから冷凍するのがおススメです。
また、袋に入ったまま冷凍すると酸化したり匂いがうつりやすくなるので、必ずフリーザーバッグに入れて冷凍しましょうね。
解凍する時は、冷蔵庫で自然解凍でもお湯をかけてもどちらでも大丈夫ですよ。
冷凍したキャベツの賞味期限はどれくらい?
加熱してから冷凍した場合はしっかり空気を抜いておけば1ヶ月から2ヶ月ほどもちますが、生のまま冷凍したキャベツは空気を完全に抜くことが難しいのでどうしても酸化しやすく、2週間から1ヶ月以内に消費するのがおススメです。
ちなみに冷蔵庫で保管した場合でも、丸いままの状態なら2週間以上もつんです。
冷蔵庫の野菜室の温度はだいたい3度~5度前後なんですが、この温度だとキャベツが劣化しにくく保存にちょうどいいんです。
ただし、キャベツを半分に切ったり、細かく切り刻んでしまうと切り口から雑菌が繁殖して、そこからどんどん腐敗が進んでしまいます。
切ったキャベツを冷蔵保存する場合は、大きさによって賞味期限が変わります。
みじん切りや千切りにした場合は2日から3日以内、ちょっと大きめのざく切りにした場合は1週間くらいが限度で、これ以上長く保存していると食中毒の危険性が高くなってしまいます。
キャベツをお湯で茹でると鮮やかな緑色になって、これにかつお節とお醤油をかけて食べたら、すごく美味しいですよね。
でも、お湯で茹でたキャベツを冷蔵保存すると、翌日には色が悪くなって風味も落ちてしまいます。
茹でキャベツの賞味期限はだいたい1日から3日程度なので、大量に茹でて食べきれなかった時には、フリーザーバッグに入れて冷凍保存してしまいましょう。
ただし加熱してから冷凍しても保存できるのは最長で2ヶ月なので、3ヶ月以上経っても使い切れない時は破棄してくださいね。
キャベツの千切りを、もっと長持ち&シャキシャキにしたいなら…
二度目になりますが、ベジセーフはキャベツの千切りも長持ち&シャキシャキをキープしてくれます。
私の体感だと、だいたい1.5~2倍くらいは長持ちしていますよ(⌒∇⌒)
サルモネラ菌、大腸菌などのウイルスや食中毒菌も30秒で死滅出来るので、食中毒の心配も減りますし、野菜が茶色くなるのも遅いです!
解凍してからスプレーをしても、シャキシャキ感がある程度は戻りますよ。
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